救急救命の手順(新)

救急の手順

①意識の有無を確認

患者の肩を軽く叩いたり、軽く身体をゆすったりしながら、大きな声で呼びかける。


②119番通報とAEDの手配

反応が無ければ、119番通報とAEDの手配をする。

周りに人がいれば指示をして手伝ってもらうと良い。


③気道の確保

患者の額に手を当てて、もう一方の手で顎を上げて、気道を確保する。

患者の口に耳を近づけて、患者の胸が上下しているかどうか、呼吸の音があるかどうか、空気の流れがあるかどうかを確認する。


普段どおり息をしているなら、様子を見守りながら、専門家の到着を待つ。


いずれもなければ人工呼吸を行う。

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救急救命法見直し

救急救命法が見直されたというニュースが入りました。


一般の市民が行う1次救急救命の方法が変更されたそうです。


2006年9月7日朝日新聞夕刊

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不整脈とは

不整脈

拍動が早くなる頻脈性不整脈、遅くなる徐脈性不整脈がある。

心室が痙攣する心室細動が最も危険な不整脈で突然死につながる。


現状

近年、ライフスタイルの変化や社会の高齢化に伴なって狭心症や心筋梗塞が増えている中で不整脈も増加しています。

不整脈とは心臓の拍動のリズムや早さに乱れが生じる状態のことで、原因によっていくつかの種類があります。

なかには脳梗塞につながったり、突然死を招く危険な不整脈もあるので注意が必要です。

厚生省の調査によると、不整脈が原因で死亡した人の数は、1995年には約13000人でした。

その後、徐々に増え始め、2003年にはおよそ19000人まで増加しています。

また、心筋梗塞など、ほかの心臓の病気が死亡原因とされた人でも、直接の引き金は不整脈であることも多く、それらの人を含めると、不整脈が原因で亡くなる人の数は、年間5万から10万人に上ると推測されています。

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不整脈の見極め

不整脈があっても、すべてが治療を必要とするわけではありません。

不整脈には命にかかわるものから心配の無いものまで、さまざまな種類があります。

自覚症状があったり、検査で不整脈を指摘されても、特に治療の必要が無いこともよくあります。

そのため、治療が必要な不整脈かどうかの見極めが、大変重要になります。

見極めのポイントとしては3つです。

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頻脈性不整脈

頻脈性不整脈は期外収縮、頻拍、粗動、細動の4つに分けられます。

さらに、異常が発生した部位によって、上室性(心房性)と心室性にそれぞれ分けられます。

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徐脈性不整脈

脈が遅くなる徐脈性不整脈の代表的なものは洞不全症候群と房室ブロックの2つです。

1分間の拍動が30~40回くらいまでに減少します。

倦怠感、息切れなどのほか、ひどい場合は脳に行く血液の量が少なくなるため、めまい、失神などの症状が現れることもあります。


洞不全症候群

電気信号をつくる洞結節の機能が低下し、電気信号が発生する頻度が低くなるために起こるものです。


房室ブロック

洞結節から出た電気信号の通り道に障害があるために、心臓全体にうまく電気信号が伝わらず、拍動が遅くなるものです

不整脈の診断

不整脈は、主に「問診」と心電図検査で診断されます。

これらの検査で、不整脈の種類を調べるとともに、他に心臓の病気が隠れていないかどうかもチェックします。

心電図検査には、安静状態で行う安静時心電図や、運動負荷をかけて行う運動負荷心電図があります。

しかし、これらの検査中に不整脈が現れないこともあります。

発生頻度の低い不整脈をチェックするには、24時間の心電図を継続して記録する「ホルター心電図」や不整脈の症状を感じたときに自分で心電図をとる携帯型心電図記憶装置といった、小型の心電計を用いることもあります。