狭心症の治療
狭心症の治療の1つは、薬を使って発作を鎮める治療です。
「硝酸薬」の1種であるニトログリセリンが広く使われており、舌下錠やスプレー剤などの形で服用します。
通常はニトログリセリンを服用して2~3分ほどで発作は治まります。
もう一つの治療法は、発作が起こることを防ぐための治療です。
薬物療法や、カテーテル治療、バイパス手術などの方法があります。
薬物療法では血管を広げる薬などを服用して発作を防ぎます。
一方、カテーテル治療やバイパス手術では、血管を押し広げたり、新たに血液の通り道をつくることで、狭心症を根本から治します。
カテーテル治療とは、脚の付け根や腕の動脈などから冠動脈にカテーテルを送り込み狭窄部を広げる治療の総称です。
近年は薬剤溶出ステントが開発され非常に効果を挙げています。
バイパス手術とは、ほかの部位の血管を使って新たに血液の通り道をつくる手術です。
主に血管の狭窄部が広範囲にわたる、新機能が低下している、重度の糖尿病があるなど、重症の場合に行われます。